バドミントンボイス 心構え
 
美しいフォームU 〜思ったところにシャトルを打てるようになりましょう〜
 

 Tからの続きです。つまるところ、見た目が格好いいだけの技術や、ただ美しいだけの打ち方を身に付けたくらいでは、なかなか勝ち進むことはできませんよ、ということです。そのような、誰にでもわかりやすく、また手に入れやすい自己満足を得ようとするよりも、基本中の基本である、「思ったところにシャトルを打てるようになる」ということを大事にしてくださいね。「どう打つか」よりも、「どこに打つか」を考えながらバドミントンをすることが、一段と勝ち進むためにも、より高い技術を身に付ける上でも、とても大事になってくると思いますよ。
 最後になりますが、私の後輩で、「どこに打つか」をまったく考えていなさそうに見えた選手のことを、ふと思い出しました。その後輩は、鬼のようなフットワークで、あらゆるシャトルを拾いまくっていたわけですが、ごちゃごちゃ抜かして口ばかり動くだけで、身体はまったく動かない私などと比べますと、やはりシングルスは桁違いに強かったです。まあ、超名門校出身の選手でしたし、本能的に動き、本能的に打てるよう、小さい頃から仕込まれていたのかもしれませんね。
 もちろん、その後輩が「どこに打つか」をもっと考えることができておりましたら、もっともっと強い選手になっていたとは思います。とは言いましても、頭の中で色々と考えるだけではなく、あらゆるシャトルに追いつくことができる粘り強さも、バドミントンではとても大事ですよね。見切りが良過ぎたといいますか、覇気が薄く諦めのよかった、ダメ選手の典型のようだった私は、いつもその後輩を見て、「化け物のように粘るなあ」と感心していたものです。そして、オチのようになってしまいますが、ちなみにその後輩の打ち方は、やはりけっこう格好悪かったです。

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