バドミントンボイス 思い出
 
私の自慢 〜履歴書を書いて思うこと〜
 

平成4年3月 全国高等学校選抜選手権大会出場(団体・一回戦)
平成4年8月 全国高等学校総合体育大会出場(ダブルス・二回戦)
平成7年10月 全日本学生バドミントン選手権大会出場(団体・ベスト8)
平成8年10月 全日本学生バドミントン選手権大会出場(団体・ベスト8)

 これは、今回監督を引き受けました際に、私が書きました履歴書の、スポーツでの実績欄に記入したものになります。「すごいなあ」と感心してくれる方もいらっしゃるかもしれませんし、「団体ばっかりやん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。私自身がどう思うかといいますと、「微妙やなあ」というのが本音です。
 そういう言い方をしてしまえば、お世話になった方々に大変失礼にあたるかとは思うのですが、自分が大した選手でなかったことは、自分がいちばんよく知っております。もちろん、周りにいたすばらしい方々のおかげで、今になってもこういう履歴書が書けるんだなあと、大いに感謝はしているんですよ。ただ、我が身に限って言えば、日々の練習においても大事な局面においても、努力を怠ってばかりおりましたので、自分自身の履歴書に申し訳が立たないような、実に頼りのないバドミントン人生を過ごしてしまったなあと、そう思うわけですね。何と言いますか、上の実績を見ましても、自分ひとりでは到底達成できないことばかりのように思えますし、周りの方々に迷惑ばかりかけてしまったなあと、逆に後悔や自責の念ばかりを感じてしまうわけです。しかも、一流の方々と比べますと、特に華々しい活躍をしてきたわけでもなく、特に輝かしい実績を残してきたわけでもありませんしね。そうした色々な思いが綯い交ぜになってしまった結果、何とも微妙に思ってしまうんですね。
 こう言ってしまいますと、例えば私に負けてバドミントン人生を終えてしまったりした方もいらっしゃるかもしれませんので、そういう方々には本当に申し訳なく思うのですが、私自身のことに限って言えば、何ともしょっぱいバドミントン人生だったなあ、もうちょっと周りの方々の役に立つ選手でありたかったなあと、履歴書を書きながら、そう思ってしまったわけです。結局、自分ひとりのバドミントンには、何にも価値はなかったんだなあと。
 今、久々にバドミントンに携わることになりまして、昔バドミントンをしていた頃のことを、しょっちゅうのように思い出します。でも、今になって思い出すのは、どの試合で勝ったとか負けたとかいうことよりも、どんな方々が自分の周りにいたのかということばかりなんですね。本当に恵まれた環境で過ごすことができていたんだなあと、よく思います。私を実際にご存知の方は知っておられるとおり、私はかなりいい加減で適当な人間です。練習どころか、試合だって平気でサボってしまうような人間です。それだけに、そんな私がこんな履歴書を書くことができるんだと、感謝することしきりなんですね。ベタですが、私の自慢は、そんな私がまがいなりにもバドミントンを続けることができた、そういう環境を与えてくれた方々に恵まれたことです。今さらですが、心から感謝しています。
 久々にバドミントンをしておりますと、昔お世話になった方々に、今になってもまた、お世話になってしまうこともあります。逆に、残念ながら、もう生涯お会いする機会のない方々も、いらっしゃるかもしれないなあとも思います。それでも、そうした方々と過ごした日々を、鮮やかに思い出す今日このごろです。
 自分自身に限って言えば、何ともしょっぱいバドミントン人生ではありましたが、やはり、スポーツを通して同じ釜の飯を食うというのは、いい経験になりますよね。こちらをご覧になってる皆さんも、バドミントンを続けていれば、きっと生涯の自慢になるような、いい思い出ができると思いますよ。ぜひ仲間を大切にして、よいバドミントン人生を送ってくださいね。

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