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バドミントン雑記 〜ここぞというタイミング〜
 

 ここぞという時にここぞというショットを打つ。そして競った展開からするっと抜け出して、さくっとゲームをものにする。そういう試合ができると気持ちがいいですよね。その、ここぞというタイミングについて、書いてみたいと思います。
 高校時代の私のここぞというショットは、フォア奥からクロスへ打つカットスマッシュや、フォア奥からリバースカットでストレートに打つスマッシュでした。ただし、ムキになって多用してしまい、墓穴を掘ると言いますか、みすみすチャンスを逸してしまうことが多かったです。今思い返しましても、ここぞというショットを無駄に使いすぎたことで、ここぞというタイミングを掴み損ね、勝てるかもしれなかった試合を何度も落としてしまったのではないかと、残念でなりません。やはり、ここぞという得意球や得意なラリー展開は、ここぞというタイミングでこそ使わなければいけませんね( ̄〜 ̄)ξ
 ここぞという時がどこなのか。まず、序盤にも軽く、ここぞというタイミングがあるはずです。ただし、やはりここ一番のここぞという時は、競った展開からするっと抜け出すための、大事なポイントをものにすべきタイミングに思えます。
 具体的に言いますと、それまでのラリーの組み立てからギアを入れ換えたり、簡単には奪えないもう一点を何としても取りにいくべきタイミングが、ゲームの中盤や終盤にはあるはずです。そのタイミングを、何としても見逃さないようにしましょう。試合の流れを感じることなく、焦って無我夢中に攻めているばかりでは、私のように自爆を繰り返すへなちょこ選手になってしまいますよ。様々なプレッシャーがかかる中、自分の試合を客観的に見つめるのは難しいことかもしれませんが、例えばラリーとラリーの合間にスコアシートを頭に思い浮かべながら、次のラリーをどうするか考える程度の努力は心がけるようにしてみましょう。

 スコアシートを思い浮かべますと、その試合での、自分や相手の点数の取り方がわかるはずです。その点数が、自分のエースで取ったポイントなのか、相手のミスでいただいたごっつぁんポイントなのか、相手にエースを決められて失ったポイントなのか、自分のミスで献上してしまったポイントなのか。一進一退でお互いが点を取り合う、そんな競った展開での一番のここぞというタイミングは、相手がミスしてくれた直後、直前のポイントが相手のミスによるごっつぁんポイントの後にあるのではないかと思いますよ。
 もちろん、それだけがここぞというタイミングではありません。とはいえ、競った展開、特にそれが終盤であれば、ごっつぁんポイントの直後は、ここぞというタイミングになることが多いように思います。ここぞというタイミングでは、ここぞという自分の得意球や得意な展開を、焦らず確実に決めにいきましょう。ここぞという時には、一発逆転を狙うような幼稚な賭けは絶対にしないほうがいいですよ。
 いいものを持っているのに、試合運びが下手であったり、ここぞというタイミングをみすみす逃す選手を見ていると、とても残念な気持ちになります。へなちょこ選手であった私がえらそうに書くのも何ですが、ここぞという時を確実にものにできるよう、ふだんの練習のときにもスコアシートを思い浮かべながら、こういう試合展開ではこうしてみようとか思い描きながら、シャトルを打つようにしてくださいね(o^-')b



 
Notes ArchiveU −Index−
 
1.クロスネットの打ち方 5.ハイバックの打ち方A 9.シングルスA 13.基礎打ち@
2.スピンネット@ 6.ホームポジション 10.シングルスB 14.基礎打ちA
3.スピンネットA 7.ここぞというタイミング 11.シングルスC 15.基礎打ちB
4.ハイバックの打ち方@ 8.シングルス@ 12.初心者用メニュー 16.走り込み
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