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バドミントン雑記 〜カットスマッシュ@〜
 

 私が現役の頃に最も得意だったショットが、カットスマッシュです。通常のカットよりも速く、また重く力感のあるショットだとお考えください。野球でいうところのフォークボールやカットボール、もしくは高速スライダーのようなものでしょうか。サイドラインや相手選手のボディ近辺を狙って、スピードもあり、かつ最後にすっと鋭く沈む球筋になるよう心がけながら、打っていた記憶があります。スピードやコントロールを調節しやすく、とても使い勝手のよいショットでしたので、シングルスでもダブルスでも多用していました。インパクトの瞬間に、できるだけ強く短くシャトルのコルク部分をこするよう意識すること(打ちこする、とでもいう感覚でしょうか)と、シャトルを強く押さえつけるように打ちながら、同時にズバっと手首を回転(手の甲を外側に回転)させるように打つことが、スピードを出すコツだったと思います。
 もう少し具体的に説明しますと、スマッシュを打つときと同じくらいの角度でシャトルを捉え、シャトルがガットに最大の状態で食い込んだ瞬間に、シャトルをガットに食い込ませたままズバっと手首を回転させて打ちこするようにラケットを振りぬくと、うまく打てるのではないかと思いますよ。弾くように、つまりシャトルをガットに食い込ませずに打ってしまいますと、押し込む力が弱くなり、ムダにカット回転ばかりがかかってしまいます(スピードが出なくなります)ので、その点ご注意くださいね。

 カットスマッシュを打つ力加減につきましては、時と場合によりますが、私はだいたいスマッシュの8〜9割の力で打っていたと思います。ふらふらと甘い球がハーフあたりに上がってきたときなどは、ジャンプしながら100%の力で、相手選手の足元に叩きつけるように打っていました。
 打ち方でもう一つコツを挙げるとしましたら、人差し指の使い方だと思います。より速いカットスマッシュを打つとき、私は人差し指を立て、指先でグリップを押しながら打っていました。そうすることで、シャトルを押し込む力が強くなり、スピードと落差が増したような記憶があります。ただしこうした打ち方は、当時、邪道と断罪されていたかもしれませんσ(^◇^;)
 ちなみに、私は右利きです。同じような打ち方をしても、左利きの方は球筋が違ってくるかと思います。日々の練習の中で、どのような打ち方をすればどのように回転がかかるのか、またスピードや落差が出るのか、色々と試してみてくださいね。バドミントンでの変化球は、どの選手も打っているというわけではありませんので、身につければとても有効だと思いますよ(o^-')b



 
Notes ArchiveT −Index−
 
1.はじめに 4.カットスマッシュ@ 7.カットとドロップA 10.スマッシュの打ち方
2.思い出深い大会 5.カットスマッシュA 8.カットとドロップB 11.スマッシュとラケット@
3.好きだった選手 6.カットとドロップ@ 9.ドロップの使い方 12.スマッシュとラケットA
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